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3DGS比較基礎知識

360°写真・360°動画と3DGSの違い ——「見回す」と「動き回れる」

2026-07-29

3DGSで記録した川沿いのスタジオ(Caja様)。窓の光や床の質感まで、その場の空気感が残る
3DGSで記録した川沿いのスタジオ(Caja様)。窓の光や床の質感まで、その場の空気感が残る
目次5
  1. 360°写真:一点から見回す
  2. 360°動画:決まった道を進む
  3. 3DGS:空間の中を自由に動ける
  4. 使い分けの目安
  5. まとめ

「360°写真や360°動画と何が違うの?」というご質問をよくいただきます。ひとことで言うと、360°は“決まった位置から見回す”、3DGSは“空間の中を動き回れる” です。順番に見ていきます。

360°写真:一点から見回す

撮影した1点から、全方位をぐるりと見渡せます。パノラマの球の中に立つイメージです。

  • 手軽・軽量。各部屋にノード(視点)を置いて渡り歩く“ツアー型”が定番です
  • ただし視点そのものは動かせません。移動すると次のノードへジャンプします
  • 視差(近くと遠くの見え方の差)がないため、奥行き・立体感の実感は薄め。近づいて覗き込む、はできません

360°動画:決まった道を進む

カメラが通った経路を、動画として追体験できます。動きが出るぶん臨場感はありますが、

  • 経路から外れられません。見たい場所で立ち止まって回り込む、ということはできません
  • 再生型なので、自分のペースで自由に探索しづらい面があります

3DGS:空間の中を自由に動ける

3DGS(3D Gaussian Splatting)は、撮影範囲の中を視点ごと自由に移動・回転できます。

  • 視差があるので、近づく・覗き込む・回り込むと立体的に見えます
  • 光や質感まで含めて再構成されるため、“その場にいる感覚”に近づきます
  • ブラウザでそのまま動く。専用アプリのインストールは不要です
熱帯植物の温室を3DGSで記録した例。園路を歩くように視点ごと進める
熱帯植物の温室を3DGSで記録した例。園路を歩くように視点ごと進める

実際の動きは作例(Works)を指で触ってみるのが一番わかりやすいです。

使い分けの目安

手軽さ 立体感 視点の移動 向いている用途
360°写真 ◎ △ ノード間ジャンプ 間取り把握・広範囲を素早く
360°動画 ○ ○ 経路上のみ ルート案内・イベント記録
3DGS ○ ◎ 自由に移動 空間の“良さ”を体感させたい時

「写真では伝わりきらない空気感を届けたい」——そんな時に 3DGS は力を発揮します。

まとめ

  • 360°写真=見回す、3DGS=動き回れる
  • 立体感・没入感を重視するなら 3DGS
  • まずは実例を触って、体験の違いを確かめてみてください

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