レンタルスペース・店舗の「下見」を3Dで済ませてもらう
2026-10-01

撮影スタジオ、イベントスペース、ギャラリー、貸し会議室。スペースを貸す仕事をしていると、予約の前にこう聞かれます。
「一度、見に行ってもいいですか」
下見は成約に欠かせない一方で、対応する側の時間を確実に取ります。日程を合わせ、鍵を開け、説明し、結局「検討します」で終わることもあります。
写真を増やしても、この問い合わせはなかなか減りません。借りる人が知りたいのは「きれいかどうか」ではなく、「自分の使い方が収まるかどうか」だからです。
借りる人は、自分の使い方を当てはめて見ている
撮影スタジオを探しているカメラマンは、写真を見ながらこんなことを考えています。
- 窓からの光は、どの時間にどこまで入るか
- 背景に使える壁はどれくらいの幅があるか
- 機材を置いて、引きの距離は取れるか
- 天井の高さは、照明スタンドを伸ばせるか
写真1枚1枚では、こうした位置関係が分かりません。だから「見に行きたい」になります。
空間ごと渡してしまう
3D(3D Gaussian Splatting)で記録すると、借りる人がブラウザの中でスペースを歩き回り、窓から奥の壁まで、自分の目で確かめられます。

川沿いにある Caja様のスタジオ では、同じ日に2つの状態を記録しました。

2つの状態を並べる意味
什器が入った状態だけだと、借りる人は「この家具は動かせるのか」「どこまで自由に使えるのか」が分かりません。逆に空の状態だけだと、スペースの魅力が伝わりにくくなります。
両方を並べると、「このスペースは、ここまで変えられる」という振れ幅がそのまま伝わります。「什器は動かせますか」「壁面はどこまで使えますか」という質問が、問い合わせの前に自己解決します。

どこに載せるか
リンク1本で共有でき、見る側にアプリは要りません。
- 予約ページ・利用案内に埋め込む(埋め込み方法)
- スペース予約サイトの掲載ページに、URLを添える
- 問い合わせへの返信にURLを添える
- SNSのプロフィールに置いておく
下見がゼロになるわけではありません。ただ、3Dを見たうえで来る人は、すでに「使えそうだ」と思っている人です。下見の数は減り、下見から成約する割合は上がる、というのが狙いです。
撮影について
- 営業時間外に伺えます。 人が写り込まないほうがきれいに残るので、むしろ空いている時間のほうが向いています
- 什器あり・なしの2状態も、同じ日に続けて撮れます。 什器を動かす時間だけいただければ十分です
- 機材は360°カメラ一式で、大がかりな設置はありません
当日の流れは撮影当日の流れに詳しく書いています。