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愛宕山ケーブル 愛宕駅跡
- 公開日
- 2026-09-30
- 撮影機材
- ミラーレス一眼
- 用途
- 文化遺産の3Dアーカイブ・学習教材
京都・愛宕山の山腹に、いまも残る愛宕山ケーブルの愛宕駅跡を、歩いて回れる3D空間として記録した作例です。消えていく文化遺産を、崩れる前の姿のまま残す「3Dアーカイブ」の使い方を想定しています。
愛宕山ケーブルとは
愛宕山ケーブルは、京阪と京都電燈の出資で作られた愛宕山鉄道の鋼索線(ケーブルカー)です。清滝川と山上の愛宕を結び、約640mの高低差を上りました。1929年(昭和4年)に開業し、愛宕神社への参詣や行楽の足として使われましたが、戦時中に「不要不急」の路線とされて1944年(昭和19年)に営業を終え、戦後も復活しませんでした。レールは供出され、駅舎と階段状のホームだけが山中に残っています。
なぜ3Dで残すのか
屋根が抜け、壁が剥がれ、木が根を張っていく建物は、次の冬を越えられるとは限りません。図面や写真は決まった方向からの記録にとどまりますが、3Dなら壁の剥落、鉄骨の位置、階段や床の高低差まで、空間ごと残せます。数年おきに同じ場所を撮り直せば、傷み方の経年比較もできます。
自治体・教育での使い方
- 文化財・近代化遺産の記録:指定や登録に至らない遺構も、調査台帳の一部として空間ごと保存できます
- 学習教材:学校や公民館の授業で、教室から現地を歩いて見せられます。地域の歴史学習や郷土史の教材に
- 危険な場所の代わりの見学:老朽化で立ち入りを勧められない建物も、安全に見学できます
- 観光・ガイドの事前学習:現地ガイドの下調べや、来訪前の予習に。リンク1本で共有でき、閲覧する側にアプリのインストールはありません
- 災害・崩落への備え:万一の崩落や解体の前に、その時点の姿を記録として残せます
撮影について
ミラーレス一眼で、立ち入りが制限されていない範囲から撮影しました。窓から強い光が差し込む一方で奥は暗く、明暗差の大きい空間ですが、駅舎の内部から階段状のホーム、コンクリートの構造物まで、ひと通り歩いて確かめられます。
納品までの流れ
- 現地で撮影(対象の規模により半日〜1日)
- 3Dデータ化
- Webビューアとして納品。埋め込みコードをお渡しします
撮影から納品まで、通常2〜3週間です。文化財の記録として、元データの保管方法もご相談ください。
